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岐阜県内で公共工事を請け負いたい建設業者にとって、**経営事項審査(けいえいじこうしんさ・通称:経審)**の受審は避けて通れません。
「建設業許可は取ったけれど、経審って何から始めればいいの?」
「書類が多くて不安……」
そんな岐阜県内の建設業者さんや担当者の方に向けて、この記事では経営事項審査の申請方法を、初心者にも分かりやすく丁寧に解説します。
経営事項審査とは、国や岐阜県、各市町村などの公共工事を直接請け負う建設業者が、必ず受けなければならない審査です。
この審査では、会社の財務状況や技術力、社会性などが評価され、点数として「見える化」されます。各発注機関の入札参加資格の判断材料にもなるため、入札参加を目指すなら、経審の受審は必須です。
岐阜県で経審を受けるには、以下のステップに沿って準備を進めましょう。
まず、国土交通大臣登録の「経営状況分析機関」に申請し、**財務分析(Y点)**を受けます。結果は「経営状況分析結果通知書」として発行され、後の申請時に必要になります。
主たる営業所の所在地を管轄する岐阜県内の土木事務所に、「往復はがき」または「LoGoフォーム(オンライン)」で申込をします。
▶ 岐阜県の申込ページ:https://www.pref.gifu.lg.jp/page/1892.html#moushikomi
※申込は希望日の2週間前までに完了させておく必要があります。
後日、「経営規模等評価結果通知書」「総合評定値通知書(P点)」が郵送されてきます。入札参加資格申請などに必要な重要書類ですので、必ず大切に保管してください。
記載方法の詳細は岐阜県公式サイト「経営事項審査の広場」に掲載されています。
フォーム入力で簡単に申込が完了します。近年はこちらが主流になりつつあります。
岐阜県でも、**建設業許可等電子申請システム(JCIP)**による電子申請が可能になっています。
ネットバンキングで手数料を納付できたり、書類の一部が省略できるなど、利便性が向上しています。
※利用には「GビズID」の取得が必要です。取得には時間がかかるため、早めに準備しておきましょう。
参考:https://gbiz-id.go.jp/top/
書類はケースによって異なりますので、行政書士などの専門家に確認するのが安心です。
岐阜県で公共工事の受注を目指す建設業者にとって、経営事項審査の受審は極めて重要です。
書類の準備や審査スケジュールには余裕を持って取り組み、正確に進めることが成功への近道です。
不安な点があれば、岐阜県内の行政書士や建設業専門の士業事務所に相談するのもおすすめです。
📌 この記事は、岐阜県の建設業者向けに特化して、経営事項審査の申請方法をわかりやすく解説した内容です。
入札参加資格の取得や経審の更新をスムーズに進めるための参考になれば幸いです。