
「忙しい時期」の残業代、諦めていませんか?
「3月の年度末は、どうしても納期が重なって残業だらけになる…」 「でも5月の連休明けは、仕事がなくてみんな定時前に手持ち無沙汰…」
関市の中小企業、特に受注生産型の工場や建設業では、こうした**「繁閑の波」**が必ずあります。 社長としては、「忙しい時の残業代は仕方ない」と諦めつつ、「暇な時に給料払うのがもったいないなぁ」と内心思っていませんか?
その悩み、**「フレックスタイム制」**で解決できるかもしれません。 「うちは工場だから無理だよ」とページを閉じようとした社長、ちょっと待ってください。やり方はあります。
1. 「3ヶ月」で帳尻を合わせればOK!
昔のフレックスは「1ヶ月以内」で時間を調整しなければなりませんでした。 しかし、今は法改正で**「3ヶ月以内」**で調整できるようになっています。
これを使えば、こんな働き方が可能です。
- 3月(超繁忙期): 毎日2時間残業(月40時間プラス) → 通常ならガッツリ残業代が発生。
- 4月(通常): 定時通り
- 5月(閑散期): 毎日2時間早く帰る(月40時間マイナス)
→ 【結果】 3ヶ月トータルで見れば「プラマイゼロ」なので、3月分の割増残業代を大幅に圧縮できる! (※法的な枠組みや労使協定は必要ですが、原理としてはこういうことです)
2. 若手が喜ぶ「自由な働き方」
今、20代・30代の求職者が会社選びで最も重視するのが**「時間の融通」**です。
「今日は子供の迎えがあるから16時に帰ります(その分、明日は頑張ります)」 「昨日は遅くまでやったから、今日は10時に出社します」
これを「わがままだ」と捉えるか、「効率的だ」と捉えるか。 フレックスを導入している会社は、それだけで**「柔軟な考えを持つホワイト企業」**として、採用競争力が跳ね上がります。
3. 「コアタイム」を作れば現場も回る
「でも、好きな時間に来ていいなんて言ったら、朝礼もできないしラインが止まっちゃうよ」 ごもっともです。 そこで設定するのが**「コアタイム(必ず居なければならない時間帯)」**です。
例えば、
- コアタイム: 10:00 〜 15:00
- フレキシブルタイム(自由): 7:00〜10:00、15:00〜20:00
こうすれば、「朝礼や主要な会議はコアタイムにやる」「前後の時間は個人の裁量」というメリハリがつきます。 事務職や設計部門から試験導入してみるのも一つの手です。
まとめ:時間は「管理」するより「活用」させる
「定時だから座ってなきゃいけない」という無駄な時間と、「忙しすぎて休めない」という疲弊。 この両方を解決するのがフレックスタイム制です。
導入には、就業規則の変更と労使協定の締結が必要です。 特に「3ヶ月単位」の変形労働制を組む場合は、細かいルールの設計が必須です。


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